気の利かせ方

気が利くとか利かないとかって話はよくある。
思いやりがあるとかないとかって話も。
僕はこれらのことは非常に大切なことだと思っている。
月並みだけど、人それぞれ性格も価値観も違う。
つまりは大事だと思うことが違う。
僕がこうして大事だと思う思いやりってことも他の人に
とってはどうでもいいことかもしれない。
ただやっかいなのは、もし、その人はどうでもいいと思って
いないにしてもその「大事だと思う度合い」がまた価値観に
よって違ってくる。


非常にやっかいだ。


一方ではこう思う。確かにそれは大事だ、でもそれほどではない。
そして一方ではまたこう思う。それは大事だ。そしてそんな軽い程度ではない。


こんな大きな違いから微細な違いまで、入り組んだ価値観が
世間にはごったがえしている。大きな違いならさして問題には
ならないかもしれない。そこには「あきらめ」も生まれるから。
しかし、微細なとても些細な事ほど、大きな歪みやトラブルを生み
やすい。コミュニティが小さければ小さいほど、それは顕著である
気もする。


価値観の違いで、一方は溜め込み一方は全く気にしない。もしくは
全く気づかない。なんてこともある。


さて、僕が何をいいたいかというと、結局は大きい小さいに関わらず、
社会で生きていくならば自分の価値観はある程度押し殺さなくはならない
ということ。これまた月並み。でも、意外と難しい。


さあ、そういうことなんだと思うよ。よくある話ではあるけれど。